1.効果が実感できること

保湿クリームに必要なのは「保湿持続力」「浸透性」が重要と考えます。それがもたらす効果は、各商品の口コミを参考にしたいですね。

2.使いやすいこと

忙しい女性にとっては、今流行のオールインワンクリームとして使えるものや、化粧ノリが良いものが使い勝手が良いですね。

3.続けやすいこと

長く使い続けるには、効果と価格のコストパフォーマンスが良いものが一番。オールインワンタイプであれば、お財布にもやさしく、続けやすいですね。


保湿クリーム基礎知識

上手なスキンケア方法

先日、N○Kの某有名テレビ番組にて、「素肌力アップの秘技」というものが紹介されていました。 その番組内で取り上げられていたのが、化粧品やエステに月5万円もつぎ込んでいるという”美容マニア”の40歳の女性と、89歳のおばあちゃん。2人の素肌の水分量や皮膚の細胞を検査してみると、なんと89歳のおばあちゃんの方が約3倍も良い数値が出たとのこと!!

その驚きの結果の理由は、「素肌力」の差。”美容マニア”の女性は過度のスキンケアも去ることながら、肌に水を与えすぎていることと、また水を与えた後に、乳液やクリームなど、油分があるものでフタをしていないことが、ダメな理由だったようです。

「素肌力」を高めるポイントとして紹介されていたのが、『泡洗顔』と『1日2回の保湿』。特に保湿に関しては、朝晩1日2回の保湿を続けた結果、肌の水分量が3倍になったことが紹介されていました。 『洗顔』と『保湿』というシンプルケアによって「素肌力」を高めることが、一番の近道なのかもしれませんね。

保湿クリームのメリット

あらゆる肌トラブルの元凶は乾燥にある、と肌トラブルのマメ知識に記しましたが、それを防ぐ「保湿」とは何か。それは、肌の水分を維持するスキンケアのことを言います。水分そのものを「与える」のではなく、「保つ」「維持する」ということがポイントです。肌を土壌に例えるなら、土壌改良することが保湿であって、土に水をかけることは保湿とは言いません。保水力のない土壌にいくら水を与えても流れ出てしまうので、まずは水もちの良い土壌に変えることが必要なのです。

スキンケアでも同じことで、水そのものを与えることは保湿ではありません。保水力のあるもの、すなわち『保湿成分』を与えて肌質を改良することが保湿になります。うまく保湿をおこなって、保水力のある肌に変われば、乾いた環境であっても肌は乾燥しない、ということになります。

保湿クリームの良さは、保湿成分を肌に与えるということだけでなく、油分が含まれているおかげでフタとなり、保湿効果を高めてくれるところにあります。 40歳の女性が89歳のおばあちゃんよりもお肌の水分量が3倍も少なかった話をご紹介しましたが、保湿クリームを正しく使ったスキンケアをしていれば、違う結果になっていたかもしれませんね。

クリームとゲルの違い

大きな違いは、使い心地です。最近は、ゲル状やジェル状のオールインワンタイプのものが多く発売されており、伸びが良く、肌に透明感が出るような使い心地の為、人気のようですね。
しかし、全てのゲルクリームがそうではないとは思いますが、ゲルは肌の上に薄い膜のようなものができる感じがするとの声を多く聞きます。また、少し経つとボロボロとカスが出てくる、といった声や、化粧がよれるから朝使えない、といった感想もちらほら。

一方クリームは、油分があるから重くなる、といった意見も聞きますが、各社の企業努力により、ゲルクリームのように伸びが良いものや、軽い使い心地で美容液と同じような役割を果たすものなどがでてきています。その中でも、肌なじみが良いクリームは、塗った後にすんなり肌に浸透していく為、ゲルクリーム特有のカスや化粧ヨレなどがなく、使い勝手が良いのではないでしょうか。

美容成分について

これまでも化粧品に多く使われているメジャーな成分や、企業の研究開発によって発見された独自の成分など、美容に良いとされる成分が数限りなく出てきています。 私どもの研究所では、多くの化粧品に使われている成分の中でも、特に保湿成分として有効だと考えられているものをご紹介したいと思います。

● ヒアルロン酸
肌の表面を「表皮(ひょうひ)」、その下の部分を「真皮(しんぴ)」といいますが、その真皮に存在し、肌弾力を支えているのがヒアルロン酸です。ヒアルロン酸は、水分を含む力が非常に強く、このヒアルロン酸がたくさんあるほど、真皮はみずみずしいということになります。ただ、年齢とともに減少する為、真皮の水分も減少します。200〜600倍とも言われる水分を蓄える力のおかげで、保湿成分の代表格と言えるでしょう。

● セラミド
肌の一番表面を「角質層(かくしつそう)」といい、その角質層は、レンガとセメントのような構造をしているといわれています。角質細胞をレンガに例えると、セメントがセラミドなどの細胞間脂質で、角質細胞をつなぎとめています。年齢とともにセラミドは減少する為、セメントとなるセラミドなどの細胞間脂質が足りなくなると、レンガ(セラミド)がぐらついたり、一部がはがれたりします。これが、肌の表面からは、粉をふいたような状態として見えます。お肌のバリア機能が弱くなるため、外からの刺激を受けやすくなるだけでなく、お肌の水分も外に出ていきやすくなります。年齢と共に肌が徐々に乾燥しやすくなるのは、このためなのですね。ヒアルロン酸と同じく保湿成分の代表格と言えるでしょう。

● コラーゲン
コラーゲン=美容、という認識が定着していますね。ただし、化粧品として使われるコラーゲンは保湿成分としてして働きます。真皮にまで浸透してシワを治すものではないので誤解のないようにして下さい。

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